ウイルス・スパイウェア駆除
一旦パソコンがウイルスに感染してしまった場合、完全に駆除するには、専門的な知識が必要となります。更に、ウイルスやスパイウェアは、世界中で新種・亜種含めて毎日数百種類も増え続けており、それらによってまた症状・対処方法・駆除方法が異なるため、常に最新のノウハウを持ち続けることが必要となります。
ここ数年の傾向として、以前のウイルスは「データを消す」「SPAMメールの踏み台にする」「単なる愉快犯」等が多かったのが、最近は「カード情報等の個人情報を盗む」「ログインIDやパスワードを盗む」「パソコンを遠隔操作する」等の、更に悪質で実害を及ぼすものにシフトしてきているというものがあります。
その為、発見が遅れ、実際の被害に遭ってから気付く…ということも少なくありません。
救急バスターズは、最新のウイルスの動向はもちろんのこと、OSや各種ソフトの脆弱性等セキュリティ情報にも精通しておりますので、お客様のパソコンがなんらかのウイルスやスパイウェアに感染した場合、最善のアプローチで最速の対応が可能です。
データ復旧と同じく、ウイルス・スパイウェア対策はスピードが命です。もしなんらかの悪質なソフトに感染したという場合は、救急バスターズまでご連絡ください。
- 架空請求画面やアダルトサイトが表示される
- 偽のセキュリティソフトの警告画面がポップアップされる
- ウイルスに感染、HDDが故障、レジストリが破損等
- 今すぐ解決したければ対策ソフトを購入して下さい
- 「スパイウェアが検出されました」
- 「システム内でスパイウェアが検出されました」
- 勝手にパソコンが再起動する
- 急に英文の迷惑メールが届くようになった
ウイルスとは
コンピュータウイルスとは、実際のウイルスが動物や人間に感染するようにパソコンに感染し、そしてメールやネットワークを通じて感染を広げていくのが特徴です。パソコンを起動できなくしたり、特定のファイルのみを消したり、またはメッセージ等を表示するだけで悪さをしなかったり、発病するのが感染後すぐであったり、日付指定であったり、その症状や発病のタイミング・拡大経路も様々です。
USBメモリ等を介して感染を広めるものもある為、メールやインターネットを使っていないからといって安心はできません。
スパイウェアとは
スパイウェアは、ウイルスとは違ってそれ自体に自己増殖生はなく、更に、制作者や配布元が明確であることが多いのが特徴です。
その為、セキュリティソフトからウイルスと認定されず、通常のインストール手順を踏んだ上で、通常のソフトと同じようにパソコンにインストールされます。ただし、パソコン使用者の意図しないタイミングでインストールされる場合がほとんどです。
インストールされたスパイウェアは、パソコンの中の様々な情報を外部に発信したり、またそのスパイウェアがバックドア(「裏口」の意味)を開け、また更に他のスパイウェアを呼び込んだりします。読み出す情報は様々で、サイトの閲覧履歴や検索履歴、ログインIDやパスワード、カード番号等を盗む物もあります。
架空請求画面やアダルトサイト、偽のセキュリティソフトの警告画面のポップアップを頻繁に出したりするのも、スパイウェアが原因です。
偽セキュリティソフトによる被害拡大中!
2012年頃から、偽セキュリティソフトによる被害が拡大しており、救急バスターズでも相談が爆発的に増えております。
偽セキュリティソフトとは、あたかもそのパソコンが何らかの機能障害を抱えている(ウイルスに感染、HDDが故障、レジストリが破損等)ように見せかけて、これらを今すぐ解決したければ対策ソフトを購入して下さい…と煽るものです。
これらの偽セキュリティソフトは、本当にそれらの実害が起こっているようにみせかける為に、パソコンの動作を遅くしたり、メールを送受信できなくする、インターネットブラウザに画像を表示しなくする等という「実害」を演じます。
当然ですが、これらの対策ソフトと称しているものを購入しても、症状は全く改善しないばかりか、購入時に入力したカード番号を悪用したり、また、最近増えている被害例としては、バックドア(「裏口」の意味で、そのパソコンに誰でも勝手に進入したり情報を抜き出したりできる経路等の事)を設置したり、あらゆるウイルスやマルウェアを招き入れたりするものもあります。二重三重の被害にも繋がる為、早急な対策が必要です。
迷惑ソフト・迷惑ツールバー等の削除もお任せ下さい。
オンラインソフト配布サイトを装い、フリーソフト等のインストーラーに混じってインストールされる、各種迷惑ソフトの駆除も、救急バスターズにお任せ下さい。
これらの迷惑ソフトは、通常のインストール手順を踏んでインストールされる為、セキュリティソフトは反応いたしません。
しかし、これらのソフトがインストールされることによって、閲覧する全てのページの上下に勝手にバナー広告が表示されたり、Yahoo!やGoogleといった検索エンジンを使用できなくしたり(ブラウザハイジャッカー)、また、場合によってはキーボードから入力した内容を第三者に勝手に送信したり(キーロガー)という怪しげな動作をします。
通常のインストール手順でインストールされますので、逆に通常のアンインストール手順で削除できる場合もありますが、ものによってはパソコンの設定を勝手に書き換えて、簡単に削除できないように防御しているものもあります。
- ■バナー広告を多数表示したり、検索機能を乗っ取る「hao123」「Babylon Toolbar」「Delta Toolbar」等
- ■海外に入力データを勝手に送信していたとして話題の「Baidu IME」等
- ■これらの迷惑ソフトの配布元として有名な「softonic」「brothersoft」等
これらは迷惑ソフトや迷惑ソフト配布元の、ほんの極々一部です。もしこれらの名前に心当たりのあるものがありましたら、救急バスターズにお任せ下さい。
ウイルス・スパイウェアに感染しない為に
- 1.OS、FLASHプレイヤー、Acrobatリーダー等を常に最新の状態に保つ。
- ウイルスは、様々なソフトの脆弱性を突いてパソコンに進入してきます。ソフトに脆弱性が発見されると、各ソフトメーカーはその脆弱性を改善する為のアップデートプログラムを配信しますので、アップデートを促す画面が出たら、面倒がらずに必ずアップデートを行いましょう。
- 2.セキュリティソフトを必ず導入し、常に最新の状態に保つ。
- セキュリティソフトは必ず導入して下さい。そして、パターンファイル(ウイルスの情報)も最新の状態に保ち、ウイルスのスキャンもこまめに行いましょう。
- 3.身に覚えのないメールをむやみに開かない、URLをクリックしない。
- 身に覚えのないメールが来たら、むやみに開いたりせず、うっかり開いてしまわないように、捨てるか、迷惑メールフォルダ等に移動しましょう。
メールを開いたり、URLをクリックするだけで感染するウイルス等も存在しますので気をつけましょう。 - 4.フリーソフト等のインストール時の確認画面は必ず読む。
- 最近よくみられるのが、フリーソフト等と一緒に悪質なソフトがインストールされ、それによって様々な障害を引き起こされるというものです。アダルトサイトのポップアップや、架空請求画面、セキュリティソフトの警告画面を真似てカード番号を盗もうとするものまで様々です。面倒であっても、また、英文であっても、必ず不安な場合は有識者に相談しましょう。また、最近では、オンラインソフト配布サイトを装い、勘違いされやすいようなダウンロードボタンをつけて、無関係なソフトをインストールさせようとするサイトもあります。
これらは、日々のパソコンライフを安全に過ごす為に必ず守らなければならない最低限のことです。これだけ行っていたとしても、感染してしまう場合もたくさんあります。
感染しない為の対策と同時に、感染した際に早く復旧できるように、日頃から大事なデータのバックアップをとっておきましょう。
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